白井は最下位、「体操人生で一番決まった」床の低得点に疑問

[ 2019年4月29日 05:30 ]

体操 全日本選手権最終日 ( 2019年4月28日    群馬・高崎アリーナ )

全日本体操個人総合選手権男子決勝 鉄棒で落下する白井(撮影・西海健太郎)   
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 白井健三(22=日体大大学院)は鉄棒で2度の落下があり、最下位の30位に沈んだ。得意の床運動では着地をまとめたものの、出来栄えを示すEスコアが8.233点止まり。「床であの点になる意味が分からない。体操人生で一番決まった床だと思った。何で今の点になっているか知らないといけない」。これまでの試技会などで審判から、スコアアップのために着地を止める重要性を説かれており、困惑を隠せなかった。

 個人総合での世界選手権代表入りは絶望的。チーム貢献度での切符獲得のために今後、床運動や跳馬でハイスコアを叩き出す必要がある。

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2019年4月29日のニュース