佳純&吉村真ペア 負け覚悟から3ゲーム連取!ヒヤヒヤ3回戦進出

[ 2019年4月24日 05:00 ]

卓球・世界選手権個人戦第2日 ( 2019年4月22日    ハンガリー・ブダペスト )

2回戦を突破した石川と吉村真(撮影・吉田 剛)
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 卓球の世界選手権個人戦は22日、ハンガリー・ブダペストで第2日の競技を行い、混合ダブルス前回王者の石川佳純(26=全農)・吉村真晴(25=名古屋ダイハツ)組が1、2回戦を突破。2020年東京五輪で採用される種目で、伊藤美誠(18=スターツ)・森薗政崇(24=岡山)組も3回戦へ進んだ。

 混合ダブルスの前回王者は、本当に焦っていた。1回戦。ミスが相次ぐ。格下のスイス組に1ゲーム目を奪われ、第2ゲームも4―8の苦しい展開。石川は「ここを落とせば…」と最悪の結末が頭をよぎり、吉村は「終わったと思った」と負けを覚悟した。

 大ピンチからの6連続得点は、2人が得意とするサーブで稼いだ。ここを12―10で取って落ち着きを取り戻すと、力関係がはっきりした。バックハンド側を狙われていたことを見抜いて対処。3ゲーム連取で寄り切った。

 コンビ結成は突然だった。石川と組む予定の男子・張本が、大会直前に右手薬指のけんしょう炎を訴えてこの種目を回避した。リオデジャネイロ五輪団体銀メダルメンバーの吉村が緊急招集された。

 2人のコンビ歴は長い。世界選手権は4度目の出場。2大会前に準優勝し、前回は優勝している。初戦で冷や汗をかいた後の2回戦は本来の実力が出た。「体を動かしていこう」(石川)と、原点に立ち返って難敵と思われた北朝鮮ペアにストレート勝ち。吉村は「1試合目からの切り替えはペアリングの長さを感じる」と、コンビの熟成を口にした。

 東京五輪での採用が決まってから、初めての世界選手権になる。どの国も今回のペアリングが来年の舞台に上がるとは限らないが、注目度は高くなっている。石川は「チャンスをものにできるように、チャレンジャーの気持ちを忘れずにいきたい」と前を向いた。連覇まであと4勝。実績ある2人には、遠い道のりではない。

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