横審 白鵬の「三本締め」にクレーム…過去には「万歳」で厳重注意

[ 2019年3月26日 05:30 ]

横綱審議委員会終了後、会見する矢野委員長(左)と芝田山理事(撮影・村上 大輔)
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 白鵬に横審がクレームをつけた。横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で行われ、千秋楽の取組後に観客に三本締めの手拍子を求めた白鵬の行為を問題視する声が相次いだ。

 矢野弘典委員長は「違和感を覚えるという人が多かった。(以前)万歳をして問題になった。その時は(宮城野)親方と本人を呼んで理事会で厳重注意した」と話した。本場所では、千秋楽の行事終了後に神送りの儀式を行い、手締めで結ぶ。「優勝したとはいえ一力士として(神送りの前に)手締めをやる立場にあるのか」と疑問を呈した。

 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「第一人者としてあるまじき行為という意見もあった。自分も“ああ、またやった”と思った。対応については理事会の判断に任せるということだった。どういう流れになるかはこれから」と困惑。協会は28日に定例の理事会を開く予定で、処分について話し合う見込みだ。

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