貴景勝の誓い!不言実行の精神貫く「土俵で見せる」大関へ

[ 2019年3月26日 05:30 ]

質問に応える貴景勝(撮影・亀井 直樹)
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 関脇・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)の一夜明け会見は30分以上に及び、大関昇進を確実にした春場所をじっくりと振り返った。

 ――重圧の中で戦い抜いた。

 「チャンスは何度も巡ってこない。またチャンスは来ると言ってくれる人もいるが、何回も来るとは思っていない。何としても(大関獲りを)ものにしたいと思った」

 ――初優勝時との心境の違いは?

 「優勝の時より精神的に来るものがあったし、成長もできた。賜杯も夢だったし、優勝を目指していたけど、得るものは分からなかった。今回の経験の方が必ず今後に生きる」

 ――これで看板力士になる。

 「自分のポリシーだが、力士は他のスポーツ選手と違う。昔からの伝統をしっかり重んじなければと思う。昭和の力士、先輩方のまねする部分はしっかりまねしたい。それをあまり言葉でなく、土俵で見せる力士になるべきだと思う」

 ――前師匠の元貴乃花親方に報告は?

 「正式に決まったら、と思っている」

 ――優勝した白鵬との距離をどう感じている。
 「それはもう経験も違うし、実力も違う。でも、対誰かではなく、自分が実力を上げること、強くなって少しでも近づきたい」

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2019年3月26日のニュース