尾道、梅本監督退任の花道を勝利で飾れず 代表候補・高武「悔しいし申し訳ない」

[ 2018年12月30日 13:29 ]

第98回全国高校ラグビー第3日・2回戦   石見智翠館22―7尾道 ( 2018年12月30日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 尾道・本郷>前半、タックルをかわして左サイドを駆け上がる尾道・高武(撮影・北條 貴史)
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 最後まで自分たちのラグビーを展開することはできなかった。後半ロスタイムも敵陣ゴール前に迫りながら、意地のトライを奪うことができずノーサイド。後半5分に唯一のトライを奪った高校日本代表候補のFB高武は「高校生活の恩師。最後に花をと思っていたが。悔しいし申し訳ない」と号泣した。

 2002年から指揮を執る梅本勝監督は今大会を最後に退任し来春から倉敷(岡山)で初代ラグビー監督に就任することが決まっている。「ひたむきに行ってほしかったが、よそ行きのラグビーをしてしまった。私が最後で何とかという思いが空回りした。想定していたことだけに、うまくチームをもっていけなかった指導者の責任。選手はよくやってくれた」と労った。

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2018年12月30日のニュース