福岡第一、ダブルスコアV 決勝では男女通じて史上初の大差

[ 2018年12月30日 05:30 ]

バスケットボール・全国高校選手権最終日   福岡第一85―42中部大第一 ( 2018年12月29日    東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ )

全部員で喜ぶ福岡第一 
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 男子決勝は福岡第一(福岡)が中部大第一(愛知)に85―42で大勝して2年ぶり3度目の優勝を果たした。決勝でのダブルスコアは49回目の歴史で男女通じて初。男子3位決定戦は桜丘(愛知)が帝京長岡(新潟)に76―65で勝利した。

 圧倒的強さで頂点に立った。福岡第一は先発全員が2桁得点を記録して43点差で勝利。決勝でのダブルスコアは史上初の快挙で、初戦から全5試合で20点差以上をつけた。11月3日の県大会決勝で福岡大大濠に79―71で競り勝ったのが、最大のヤマ場。U―18日本代表のポイントガード河村勇輝(2年)は開幕前から「全国大会は圧倒して優勝したい」と誓って有言実行し「うれしい」と喜んだ。

 井手口監督は早朝練習や、夕食後から午後9時までの個人練習時間にも可能な限り顔を出して選手を見守った。新チーム発足から松崎、河村、古橋、小川、スティーブの先発を固定して連係面に重点に置いたことも奏功。「本当はもっと体育館にいたい。体育館で寝泊まりしたいぐらい。体育館館長という役職に任命してもらえないかな」と笑った。

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