稀勢の里 10場所ぶりに東の正位 初場所に向け「一日一番、しっかりいい相撲を」

[ 2018年12月25日 11:16 ]

初場所に向け意気込みを語る稀勢の里(撮影・西川 祐介)
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 日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月13日初日、両国国技館)の新番付を発表し、11月の九州場所で横綱としては87年ぶりとなる初日から4連敗(不戦敗を除く)を喫して途中休場となった横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が10場所ぶりに東の正位に座った。稀勢の里はこの日午前、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で会見に臨んだ。50人以上の報道陣が詰めかけた中、進退の懸かる場所に向けて「一日一番、しっかりいい相撲を取れるように頑張っていきたい」と出場の意欲を示した。

 12月の冬巡業は、九州場所で負傷した右膝などの治療とリハビリを優先させて全休した。「最後(22日)に茨城で巡業があって、そこに間に合わせたかったが万全に至らなかった。正直、焦りはあったが、やれることはやってきた」。その間は四股、すり足などの基本運動を続け、結果として「自分なりにいい稽古ができた。まだ相撲は取っていないが、相撲以外の部分はいい状態に仕上がってきた」と一定の手応えをつかんだ様子だ。年内にも相撲を取る稽古を再開する予定で「もう一度、自分の得意な相撲を稽古場で出していきたい。キレ、感覚などいいところを伸ばしていきたい」と調整プランを語った。

 九州場所後の横綱審議委員会では、奮起を促す「激励」が初めて決議された。「(激励を)しっかり受け止めて稽古に励んできた。初場所ではいい結果を残すことが大事になってくる。しっかり受け止めていきたい」と15日間、白星を重ねながら土俵に上がり続けるという決意を示した。

 8場所連続休場から進退を懸けて臨んだ9月の秋場所では9場所ぶりの皆勤で10勝を挙げたが「たまたま勝ったようなところがあった」と捉えている。「なかなか思うようにいかない場所が続いた」。もどかしさを抱え続けた2018年を終え、19年に勝負を懸ける。「いろいろ経験をさせてもらった。経験を生かしてやっていきたい」と前を向いていた。

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