稀勢 真新しい綱の締め心地に満足げ「良かったです」

[ 2018年12月25日 05:30 ]

新しい綱を締める稀勢の里
Photo By 共同

 大相撲の横綱・稀勢の里の綱打ちが東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で行われ、真新しい綱を締めた和製横綱は「良かったです」と締め心地に満足した。

 綱打ちは年3回の東京場所の前に行われる。今年の秋場所前は直前の3場所を全休して夏場所前に作った綱を使っていなかったため、綱打ちは行われなかった。今回は8カ月ぶりの綱打ち。気が引き締まる思いかと問われると「そんな感じ」とうなずいた。

 右膝の負傷で九州場所を途中休場し、治療とリハビリを優先させるために冬巡業を全休した。ここまでは四股、すり足などの基本運動を続け、本格的な稽古再開は25日の初場所(来年1月13日初日、両国国技館)番付発表以降となる見通し。進退が懸かる場所に向けて、急ピッチで仕上げていく。

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