全日本フィギュア 坂本初Vの女子フリー平均16・6% 瞬間最高は25・8%

[ 2018年12月25日 09:35 ]

女子フリー、演技を終えガッツポーズをする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 21〜24日にフジテレビ系で放送された「全日本フィギュアスケート選手権2018」の視聴率(関東地区)が25日、ビデオリサーチから発表され、女子フリーを放送した23日は平均16・6%(後7・00〜9・15)、男子フリーを放送した24日は平均15・4%(後7・00〜9・30)の高視聴率をマークしたことが分かった。

 瞬間最高視聴率は23日が午後9時3分の25・8%で、宮原知子(20=関大)の得点が出たシーンだった。24日は午後9時1分の23・9%で、高橋大輔(32=関大KFSC)が演技を終えたタイミングだった。21日は「女子ショートプログラム(SP)」、22日は「男子SP」、23日は「女子フリー」、24日は「男子フリー」が放送された。

 男子は宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が演技直前の練習で足を痛めたと見られるものの、SPで圧巻の首位発進。フリーでも気迫の演技で、今季自己ベスト合計289・1で3連覇。今季現役復帰し、5年ぶり出場となった高橋が合計239・62で2位に入った。五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)は右足首負傷のため、3年連続で同大会を欠場した。

 女子は、坂本花織(17=シスメックス)がSP2位からフリーで152・36点をマークし、合計228・01点で逆転の初優勝を飾った。GPファイナル優勝の紀平梨花(16=関大KFSC)はSP5位と出遅れ、トリプルアクセル(3回転半)を2度成功させる会心の演技を披露し、フリーではトップの155・01点を記録するも、トップには届かず。合計223・76点で2位となった。5連覇を目指した宮原はSP首位からフリーで146・58点、合計223・34点の3位に終わった。85〜92年に8連覇を果たした伊藤みどりさん以来の大会5連覇はならなかった。

 21日に放送された女子SPが平均12・3%、22日に放送された男子SPは平均12・9%だった。

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