奈紗、世界1位に快勝 A・ジュタヌガーンに3&1

[ 2018年12月24日 05:30 ]

アマタフレンドシップカップ最終日 ( 2018年12月23日    イ アマタスプリングCC=男子7328ヤード、女子6469ヤード、いずれもパー72 )

スタート前に笑顔を見せる畑岡(左)とA・ジュタヌガーン
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 日本とタイの初の親善試合は、最終日にシングルス12試合が行われた。日本は6勝2分け4敗で計13ポイントとしたものの、計15ポイントのタイに及ばなかった。日本のエース・畑岡奈紗(19=森ビル)は、世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーン(23)と最終組で直接対決。3&1で快勝し、前日にダブルスで敗れた雪辱を果たした。

 1ホールを残し、勝利を確定させた。相手は前日にダブルスで敗れていたA・ジュタヌガーン。畑岡は「今年はこの大会が最後のラウンド。いい締めくくりができた」と笑みを浮かべた。

 来季へ向けて試している新アイアンのスリクソンZ785。第2日まで距離感が合わずに3連敗を喫したが、この日は「スタンスを狭くして、大振りしないようにした」とコントロール。最後は1ポイントを獲得し、チームの追い上げに貢献した。

 来季は1月17日から行われる開幕戦のダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズが初戦となる。「オフのいい時期に暖かく、環境のいいタイでゴルフができて本当に良かった。(開幕まで)時間もないので、しっかりと調整していきたい」と、19年シーズンを見据えていた。

 《原が日本勢唯一4連勝》 美人プロの原は日本勢で唯一の4連勝。シングルスでも1UPで勝利を収めて「負けずに楽しく戦えて良かった」と声を弾ませた。今大会がプライベートを含めて初の海外。身長1メートル73、58キロと抜群のスタイルを誇り、ホールアウト後にはタイのギャラリーから握手攻めに遭う場面も。「全て初めてのことだったが、とても楽しかったです」と笑顔でタイを後にした。

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2018年12月24日のニュース