本田真凜はミス相次ぎスコア伸ばせず「もう少し時間が必要」

[ 2018年12月23日 18:31 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2018年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュアスケート選手権第3日>女子フリー、笑顔で演技をする本田真凜(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーが行われ、本田真凜(JAL)は111・48点で、SP18位の52・75点と合わせて合計164・23点。スコアを伸ばせず15位に終わった。

 演技を終えると柔らかく笑った本田だが、得点を待つキス&クライでは悔しそうに口元をキュっと結んだ。3―3回転が3―2回転になり、3連続のコンビネーションも失敗するなどジャンプで4度もミス。望結、紗来と2人の妹が会場で見守ったが、完璧な演技は届けられなかった。

 今季から米国に拠点を移し、アルトゥニアン・コーチに師事。ジャンプでのミスが多く、GPシリーズ2戦で8、6位と結果を出せず、今大会でも満足感とは程遠い演技に終わった。「新しく変わったことがちょっとずつなじんできている」とする一方で、「もう少し時間が必要と感じる」と振り返った。

 試練に直面している16年世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した17歳。「来年の全日本で笑って終われるような1年間を過ごせたらいい」と復活を誓っていた。

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