紀平梨花　ＳＰから逆襲２位　アクセル２発決めて圧巻のフリー１５５・０１点

フィギュアスケート全日本選手権第３日・女子フリー （ 2018年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム ）

女子フリー、演技を終えガッツポーズをする紀平梨花（撮影・小海途　良幹）
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　ＳＰ５位の紀平梨花（１６＝関大ＫＦＳＣ）は、２本組み込んだトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）をいずれも成功させ、“自己ベスト”のフリー１５５・０１点で合計２２３・７６点。坂本花織（１８＝シスメックス）に次ぐ２位に入った。

　ＳＰでのトリプルアクセル失敗の悪夢を払拭（ふっしょく）した。紀平は冒頭のトリプルアクセル―３回転トーループの連続ジャンプを決めると、続くトリプルアクセルも成功させ、大歓声を浴びた。

　紀平は演技終了後、「本当に集中することができた。朝の練習からすれば最高の演技だと思う。良かった。（フリーで）巻き返したいと思っていた」と話した。