坂本花織「うわ〜」“自己ベスト”228・01点!逆転初V「鼓動が聞こえるくらい緊張していた」

[ 2018年12月23日 21:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日・女子フリー ( 2018年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュアスケート選手権第3日>女子フリー、優勝し喜びを爆発させる坂本花織(右)と中野コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 SP2位の坂本花織(18=シスメックス)は、フリー152・36点で合計228・01点と、いずれも国際大会の自己ベストを超える高得点をマークし、同首位の宮原知子(20=関大)、同5位から追い上げた紀平梨花(16=関大KFSC)らを抑えて逆転で初優勝を飾った。

 坂本は冒頭の3回転フリップ―3回転トーループなどジャンプを全て決めると、スピン、ステップでも最高難度のレベル4を獲得。SP首位だった宮原との1・11点差を逆転し初優勝を飾った。坂本は得点を知ると「うわ〜」と両手で口元を押さえ、驚いた。「実感がない。いろんなジャンプがいつもの勢いがなかった」と手応えはなかった様子ながら「初めて220点を超えられて150点も出たので点数的には満足です」と栄冠をかみしめた。最後は「鼓動が聞こえるくらい緊張していたが、しっかり作り上げたフリーを滑りきれたので良かった」と喜んだ。

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2018年12月23日のニュース