登坂絵莉、3位に危機感 来年の全日本選抜で背水「勝たないと終わってしまう」

[ 2018年12月23日 13:46 ]

レスリング 全日本選手権最終日   女子50キロ級3位決定戦 ( 2018年12月23日    東京・駒沢体育館 )

<レスリング全日本選手権 女子50キロ 3位決定戦>吉元に勝利した登坂(左)(撮影・西海健太郎)
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 レスリングの全日本選手権最終日が23日、東京・駒沢体育館で行われ、女子50キロ級3位決定戦で登坂絵莉(東新住建)が吉元玲美那(埼玉栄高)を7―3で破った。前日の準決勝では入江ゆき(自衛隊)に4―4の同スコアながら内容差で敗れた。「戻したくても戻らない時間。現実は変えることができない」と痛恨の敗戦を受け止め、「今日からがスタート」と切り替えて試合に臨んだ。

 「10月頃から凄くしっくりきて、本当にいい感じできていた」と状態が上向きと感じていただけに、リオ五輪48キロ級金メダリストにとって3位の結果は満足には程遠い。ただし今年の世界選手権を制した須崎優衣(早大)も左肘のケガで欠場し、実力者ひしめく50キロ級の東京五輪代表争いは混戦が続く。「6月(の全日本選抜選手権)に勝たないと終わってしまう。もっともっとレベルを上げていきたい」と危機感を募らせた。

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