ラグビーW杯へ 3次代表候補発表、選出漏れは厳しく…

[ 2018年12月18日 05:30 ]

 日本ラグビー協会は来年のW杯に向けた第3次日本代表候補(RWCTS)にフランカーのリーチ・マイケル(東芝)ら38人を発表した。47人だった9月の第2次発表からは9人減り、代わって2番手集団に当たるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)を新たに18人選出。来年9月2日までに行われる31人のW杯メンバー発表に向けて、年明けとともに絞り込みが本格化する。

 都内で行われた会見で男子15人制の薫田真広強化委員長は、15年W杯代表のCTB立川理道(クボタ)ら選出漏れの選手について「可能性は(発表まで)残る」としたが、現実は厳しい。年明け1月に行われるトップリーグのカップ戦、2月のチャリティーマッチの計3試合を通じて追加選出されなければ、その後は6月まで公式戦がなくアピール機会はない。名簿に名前のなかった選手にとっては、年明け3試合が事実上の最後のチャンス。厳しいサバイバルレースのスタートは、刻一刻と近づいている。

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2018年12月18日のニュース