東洋大 箱根駅伝の壮行会で金色ウエア 酒井監督「王座奪還、金メダルを目指そうと」

[ 2018年12月13日 15:09 ]

<東洋大駅伝壮行会>小笹(右)らメンバーが着用している金色のウエアを紹介する酒井監督(撮影・島崎忠彦)
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 第95回箱根駅伝(来年1月2、3日)で5大会ぶりの優勝を目指す東洋大が13日、東京・文京区の白山キャンパスで壮行会を開いた。選手たちは「鉄紺」とともにスクールカラーである金色のウエアに身を包んで登壇。酒井俊幸監督は「王座奪還、金メダルを目指そうとの意気込みでゴールドになった」と説明した。

 4年続けて青学大に総合優勝を譲り、前回大会では往路優勝しながら復路で逆転されて2位。今年も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝と2、3位にとどまっており、酒井監督は「箱根だけは譲れない思いがある。鉄紺のランナーにふさわしい、攻めの走りをしてくれると信じている」と選手に期待した。今年のチームのキャッチフレーズは「鉄紺の真価で覆せ」。主将の小笹椋(4年)は「このウエアに恥じないよう、鉄紺の真価で覆していきたい」と打倒・青学大への決意を示し、エースの山本修二(同)は「昨年は区間賞(3区)を取れたが、今年はそれ以上の走り、1秒以上削れるように攻めの走りをしていきたい」と意気込んだ。

 また、前回の6区で首位スタートしながら青学大・小野田勇次(4年)に大逆転を許し、「人間じゃねえ、あれ」と“名言”を口にした今西駿介(3年)は「昨年の自分よりもひと回り強くなっている自信がある。今年は自分が人間になって優勝に貢献したい」と今度は“迷言”で抱負。周囲から「どういうこと?」と総ツッコミを浴びていた。

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2018年12月13日のニュース