張本と伊藤は日本初の卓球年間最優秀選手に届かず、伊藤は世界選手権MVPで「ベリーハッピー」

[ 2018年12月12日 20:31 ]

国際卓球連盟の年間表彰式に出席し、世界選手権MVPに笑顔の伊藤美誠
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 国際卓球連盟(ITTF)の年間表彰式が12日、韓国・仁川で行われ、男子の張本智和(エリートアカデミー)、女子の伊藤美誠(スターツ)は最優秀選手に選ばれなかった。

 張本はワールドツアー荻村杯の優勝や史上最年少での世界ランクトップ10入りなどでノミネート。伊藤は荻村杯を制し、スウェーデン・オープンでは中国のトップクラスを撃破して中国紙で「大魔王」と評されるなど活躍。選手、メディア、ファンによる投票で、男子は樊振東(中国)、女子は丁寧(中国)が選ばれた。

 ただ、伊藤は8戦全勝で日本の銀メダル獲得に貢献した世界選手権団体戦の最優秀選手に選出された。半年前に購入したワンピースで表彰式に出席した伊藤は、「ベリーハッピー。めっちゃビックリしてます。こんなのあるんだ!」と喜びの声を会場に響かせた。

 張本、伊藤らが出場するワールドツアー・グランドファイナルは13日に仁川で開幕する。

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