体操協会が会見、塚原夫妻のパワハラ認定せず、一時職務停止を解除

[ 2018年12月10日 20:46 ]

塚原光男副会長(左)と塚原千恵子女子強化本部長
Photo By スポニチ

 体操女子の宮川紗江(高須クリニック)が日本協会の塚原千恵子氏、夫の光男氏からのパワハラを告発した問題で、日本協会は10日、都内での臨時理事会で第三者委員会からの報告を基に対応を協議。第三者委は2人のパワハラはなかったとし、日本協会は理事会後の会見で千恵子氏の女子強化本部長、光男氏の副会長の一時職務停止を解除したことを発表した。

 第三者委は9月10日〜11月25日まで25人の関係者へのヒアリングなどを実施。塚原千恵子氏による宮川と速見コーチの引き離し行為の有無について、「引き離し行為は認められない」とし、今年7月15日に塚原夫妻と宮川との面談で、宮川が塚原夫妻から高圧的な態度を取られたとしていたことについて、「配慮に欠け不適切な点が多々あったとはいえ、悪性度の高い否定的な評価に値する行為であるとまでは客観的に評価できない」とした。

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月10日のニュース