今田麻里絵 MGC切符ならず 35秒差に泣く…自己新で日本勢最高4位も

[ 2018年12月10日 05:30 ]

さいたま国際マラソン ( 2018年12月9日    さいたまスーパーアリーナ発着 )

日本人最高の4位でゴールした今田。MGC出場資格の2時間29分は惜しくも切れず(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 20年東京五輪代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の選考会を兼ねて行われ、今田麻里絵(28=岩谷産業)が2時間29分35秒で日本人最高位の4位に入ったが、MGC出場権は逃した。今田は23キロ付近まで先頭集団についたものの、後半の高低差に苦しみ日本陸連が設定した2時間29分0秒以内という条件に35秒届かなかった。ダリラ・ゴサ(20=バーレーン)が2時間25分35秒で優勝した。

 アップダウンのきついコースで今田が自己ベストを2分25秒も縮める会心のマラソンを見せたが、東京五輪選考会への扉は固かった。「日本人トップはうれしいが(MGCを逃した)悔しい気持ちがどんどん押し寄せている」と35秒差に泣いた。

 持ちタイムでは上回る日本人選手を振り払ったが、終盤で高低差に捕まった。「左脚がしびれ始めて思うように動かなくなった」と振り返った。

 大会コースのように紆余(うよ)曲折のマラソン人生だ。故障に悩み09年にシスメックスを退社した。陸上から完全に離れ、約3年半の走行距離はゼロ。しかし、マラソンへの未練を断ち切れずにアルバイト生活などを経て、17年からアテネ五輪金メダルの野口みずきさんを指導した広瀬永和監督の下、練習に打ち込んだ。

 尊敬する野口さんには大会前に激励の手紙をもらった。来年3月の名古屋ウィメンズで再挑戦する。「出場権は獲れなかったが兆しは見えてきた」。メダリストからのエールを力にMGCを目指す。 (河西 崇)

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2018年12月10日のニュース