劇場でフェンシング!連覇達成の東「いい経験、いい思い出」

[ 2018年12月10日 05:30 ]

フェンシング 全日本選手権最終日 ( 2018年12月9日    東京グローブ座 )

男女各種目の決勝がおこなわれた東京グローブ座
Photo By 代表撮影

 男女各3種目の決勝が初めて劇場で行われ、女子フルーレは東晟良(せら、19=日体大)が、上野優佳(17=SEISA)を14―9で下して連覇を達成した。男子エペは見延和靖(31=ネクサス)が3年ぶりに優勝。写真家・蜷川実花氏が撮影した大会ポスターを飾った2人が、主役を演じきった。

 震えるハートは、燃え尽きるほどヒートしていた。選手、審判の心拍数が大型ビジョンに表示された決勝。第3セット、上野に得点され10―7になると、東の心拍は200に到達。ここから女王のビートを刻み、3連続得点で突き放した。連覇を達成した19歳は、同じフルーレ選手の姉・莉央(20)と抱き合い、「めっちゃうれしい」と歓喜に浸った。

 太田雄貴会長が推し進める競技のメジャー化計画で、史上初の劇場決戦となった。今年5月、太田会長が東京グローブ座での開催を発表した夜、東はグローブ座の客席に座っている夢を見た。この日はピスト(試合場)でスポットライトを浴び、「いい経験になったし、いい思い出になった」と笑った。

 来年4月からは、20年東京五輪の出場枠を懸けた争いが始まる。「東京五輪に出て、団体と個人でメダルを獲りたい」。劇場で主役を演じた19歳は20年夏、夢舞台でも黄金のスポットライトを浴びる。

 ≪男子見延3年ぶりV≫ 女子フルーレを制した東とともに、蜷川氏が手がけた大会ポスターのモデルとなった見延が、3年ぶりに頂点に返り咲いた。終盤に抜け出して15―11で伊藤を下し、「10点目以降、突破口を見いだせた。経験の差が出たかな」と胸を張った。最大目標は20年東京五輪での団体金メダル。まだW杯での表彰台がないため、「一度でも金を獲るのを今季の目標にしたい」と前を向いていた。

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