宇野 2大会連続銀も日本男子14大会連続のメダル 9日早朝に女子フリー、紀平は真央以来の快挙に挑む

[ 2018年12月8日 17:27 ]

<グランプリファイナル2日目>男子フリー、演技を終え悔しそうな表情の宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリファイナルは8日(現地時間7日)、男子フリーが行われ、平昌五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は183・43点、合計275・10点で、逆転ならず2位。ファイナル初制覇はならなかった。

 優勝はネーサン・チェン(19=米国)で、フリーもトップの189・43点、合計282・41点をマークし、前回大会に続く2連覇を飾った。

 宇野は平昌冬季五輪で銀メダル。17、18年世界選手権、18年四大陸選手権でいずれも2位と、大きな国際大会で2位が続いており「今回こそはという気持ちで挑んだんですけど」と語った。それでも日本男子はこれでGPファイナル14大会連続のメダルを獲得した。

 一方女子はSPで紀平梨花(16=関大KFSC)がルール改正後の今季世界最高となる82・51点を叩き出して首位発進。冒頭の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)に成功するなどミスのない演技で、前回女王で平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16=ロシア)に4・58点差をつけている。日本勢としては2013年の浅田真央以来の優勝、また、2005年の浅田以来となるGPデビューシーズンでのファイナル制覇の快挙に挑むことになる。

 フリーは日本時間9日の午前6時55分から予定されており、紀平は最終演技者で午前7時41分頃登場予定。SP6位の宮原知子(20=関大)は2番滑走で午前7時10分頃、SP4位の坂本花織(18=シスメックス)は3番滑走で午前7時18分頃、ザギトワは4番滑走で午前7時26分頃の登場予定となっている。

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