神鋼15季ぶり日本一王手 勝利の裏にトヨタSO狙い撃ち作戦あり

[ 2018年12月8日 20:15 ]

ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント準決勝   神戸製鋼31―19トヨタ自動車 ( 2018年12月8日    花園ラグビー場 )

<神戸製鋼・トヨタ自動車>前半25分、トヨタ自動車・姫野(右)を振り切り、右中間にトライする神戸製鋼・カーター (撮影・成瀬 徹)   
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 神戸製鋼の作戦が的中した。5―3の前半25分、中央ライン付近右中間でのスクラム。このセットプレーを起点にしてSOカーターがトライを挙げた。

 12―3と突き放した鮮やかな展開での1本は、トヨタ自動車のSOクロニエを狙い撃ちにした形だった。SH日和佐が種明かしをした。

 「分析では、クロニエのサポートに相手の12番が寄る形が何度かあるということでした。DC(ダン・カーター)がうまかったですね。相手の2人を引きつけてパスをしていました」

 司令塔のクロニエは、守備力がそれほど高くないというデータが入っていた。狭い方のサイドの右側にいたカーターは、日和佐からボールをもらうと一直線にクロニエに向かっていった。それをカバーしようと、近くにいたバックスが近づいた瞬間、右側のCTBアシュリークーパーにパス。そこから大外のWTBアンダーソンに渡り、最後は内側のサポートに走っていたカーターがトライを決めた。

 後半の最後の5分までもつれた接戦だけに、前半のこのトライが大きくものを言った。ロック・フランクリン、FB山中という大きな戦力を欠きながら、パナソニックを破った難敵に競り勝った。勢いに乗って、15日の決勝(秩父宮)でサントリーと激突。15季ぶりの日本一を目指す。

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