三宅義行会長 来年3月で女子日本代表監督退任へ

[ 2018年12月8日 21:26 ]

 日本重量挙げ協会の三宅義行会長が、兼任する女子日本代表監督を来年3月で退任することが8日、決まった。東京都内で同日開かれた理事会で三宅会長が申し出て認められた。小宮山哲雄専務理事によると、三宅会長は以前から兼任について「大変」と口にしており、退任の考えを持っていたという。後任は未定。

 三宅氏は2013年に代表監督に就任。過去に女子の元選手に対してパワーハラスメント行為があったとされる一部報道を受け、今秋に協会のコンプライアンス委員会の調査を受けた。パワハラと認定される行為はなかったとされたが、会長や副会長と代表監督を兼ねる組織上の問題が指摘されていた。

 1968年メキシコ五輪銅メダリストの三宅氏は、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で表彰台に立った三宅宏実(いちご)の父。

続きを表示

2018年12月8日のニュース