紀平、初出場Ｖへ　トリプルアクセル好調「思った通り」

フィギュアスケートＧＰファイナル （ カナダ・バンクーバー ）

本番会場で練習する紀平梨花（撮影・小海途　良幹）
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　初出場Ｖへ視界良好だ。公式練習に臨んだ紀平は得意の大技トリプルアクセルを１１回跳び、８回の着氷。ＳＰ曲を流しながら跳んだ冒頭のトリプルアクセルを降り、曲かけ後は３回転トーループを後ろに加えた連続ジャンプも複数回跳んだ。ザギトワ（ロシア）や宮原ら出場６人がそろった中での練習にも「焦ることもなく強気になることもなく、思った通りの練習ができた」と振り返った。

　新星に向けた期待のまなざしは強くなる一方だが、本人はどこ吹く風。「（試合で）練習通りできればといつも思って練習している」と自然体だ。ＳＰは午後９時開始だが、現地入り後は必ず昼寝をして１７時間の時差にも順応。１６歳がいよいよ勝負のリンクに立つ。