渡辺&八村の出現で岐路に立つ日本バスケ界 ファン獲得へ、新たな施策提案に期待

[ 2018年12月7日 10:00 ]

渡辺雄太
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 バスケットボール男子W杯アジア2次予選第4戦を終え、F組の日本は6勝4敗で、勝ち点16の3位につけている――。

 「第4戦を終えて6勝4敗?」「6勝4敗で勝ち点16?」。突っ込み所が満載に見えるが、決して間違いではない。日本は2次予選で4戦全勝中だが、2勝4敗と苦戦した1次予選6試合の成績も繰り越されるため、6勝4敗となる。勝ち点は勝利で2、敗戦で1が加算されるため、16。勝利3、引き分け1、敗戦0に慣れているサッカー愛好家からすればチンプンカンプンな数字といえる。

 “アカツキ ファイブ(バスケットボール男子日本代表の愛称)”がW杯アジア予選で6連勝を飾り、開催国枠で出場した06年大会以来の本大会出場に前進した。予選を勝ち抜けば、98年ギリシャ大会以来21年ぶりの快挙。Bリーグが開幕3季目を迎える中、19年W杯中国大会、20年東京五輪と世界大会が続き、ゴンザガ大の八村塁、NBAのグリズリーズでデビューした渡辺雄太らスター候補も出現している。国内でバスケットボール人気に火が付くまたとない機会だと思うが、アジア予選の仕組みの分かり難さが、盛り上がりの足かせになっている気がしてならない。

 予選中にレギュレーションを変えるわけにはいかないため、今回は仕方ないが、新たなファン獲得の分岐点を迎えている日本バスケットボール協会(JBA)は国際バスケットボール連盟(FIBA)に人気拡大に向けた新たな施策をどんどん提案していくべきだろう。JBAの三屋裕子会長がFIBA理事であることを生かさない手はない。 (記者コラム)

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