五輪ラグビーも繰り上げへ 暑さ避け、競技時間見直し

[ 2018年12月4日 22:33 ]

 2020年東京五輪の暑さ対策を目的とした競技時間の見直しで、午前からと夕方からの2部制で実施するラグビー7人制は、現計画で午後1時半から2時としている午前の部の終了時刻を、正午に繰り上げる方針を大会組織委員会が固めたことが4日、分かった。暑さがピークとなる時間帯を避ける狙いがある。午後2〜4時を予定している自転車マウンテンバイクは開始を1時間遅らせる。

 ラグビー7人制とマウンテンバイクは、マラソンや競歩とともに、国際オリンピック委員会(IOC)の作業チームが熱中症予防の観点から競技時間見直しの必要性を指摘していた。マラソンは開始時刻を1時間早め、午前6時とする方針だ。

 4日に東京都内で開かれたIOC調整委員会と組織委などとの合同会議では、選手村の運営計画やマーケティングの進展状況などを報告した。

 最終日の5日にIOCのコーツ調整委員長や組織委の森喜朗会長が記者会見する。

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2018年12月4日のニュース