昨季王者イーグルスが今季初の連勝 NFC東地区は大混戦

[ 2018年12月4日 15:00 ]

サンタクロースの衣装で歓喜するイーグルスのファン(AP)
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 NFLは3日に第13週の残り1試合をフィラデルフィアで行い、昨季のスーパーボウルを制した地元のイーグルスが、28―13(前半14―13)でレッドスキンズを下して6勝6敗。QBカーソン・ウェンツ(25)が39回中27回のパスを通し、306ヤードと2TDをマークして今季初めての連勝を飾った。

 ウェンツは第4Qの開始50秒、WRジョーダン・マシューズ(26)に4ヤードのTDパスを通し、2点コンバージョンも成功。このプレーがものをいって試合の流れを引き寄せた。

 第2Qの13分14秒には開幕戦以来の出場となった1メートル68のRB、ダレン・スプロールズ(35)が14ヤードを走破してTD。同選手は昨季に膝のじん帯断裂で3試合しか出場しておらず、TDを記録したのは2016年12月22日以来となった。

 故障者が戻ってきたイーグルスに対し、6勝6敗となったレッドスキンズは故障者が続出。すでにエースQBアレックス・スミス(34)が右脚の骨折で今季の出場が絶望となっているが、その代役として先発していたコルト・マッコイ(32)も第2Qに右脚を負傷してダウン。11月19日に契約したばかりのマーク・サンチェス(32=元ジェッツほか)が急きょ登場したが、後半に入ってチームにリズムを与えることはできなかった。

 両チームが所属しているNFC東地区では4連勝中のカウボーイズが7勝5敗で首位。6勝6敗のイーグルスが、同率のレッドスキンズを地区内の成績で上回って2位につけている。次週にはそのカウボーイズとイーグルスが激突。地区優勝の行方を左右する大一番となりそうだ。

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