東西両地区の首位対決はナゲッツの勝ち ラプターズの連勝は8でストップ

[ 2018年12月4日 13:27 ]

シュートを成功させたラプターズのレナード(AP)
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 NBAは3日に各地で7試合が行われ、カナダのトロントでは西地区全体首位のナゲッツが東地区とリーグ全体首位のラプターズと激突。試合は最後までもつれる接戦となったが、ナゲッツが106―103(前半59―47)で地元のラプターズを下して6連勝を飾り、今季成績を16勝7敗とした。

 ナゲッツは第4Qの終盤で追い込まれたが、この日23得点、11リバウンド、15アシストで今季2度目のトリプルダブルを達成したセンターのニコラ・ヨキッチ(23)が残り7秒から3本のフリースローをすべて成功。粘るラプターズを振り切った。

 ラプターズの連勝は8で止まって20勝5敗。カワイ・レナード(27)が27得点を稼いで最後に勝機をつかんだが、101―102で迎えた残り21・7秒と16・2秒、ダニー・グリーン(31)が放ったジャンプシュートと3点シュートはいずれもリングに嫌われてこぼれ落ちた。

 最後はカイル・ラウリー(32)が同点狙いの3点シュートを放ったがこれも失敗。満員となった1万9800人のファンからはため息が漏れた。

 ウォリアーズは敵地アトランタでホークスを128―111(前半61―47)でホークスを退けて16勝9敗。復帰2戦目となったステフィン・カリー(30)が6本の3点シュートなどで30得点を挙げ、ロードでの連敗を6で阻止した。

 ホークスは3連敗で5勝19敗。“カリーの後継者”との呼び声も高い新人ガードのトレイ・ヤング(20)は20得点を挙げたものの、放った5本の3点シュートはすべてミス。ターンオーバーも7回喫するなど地元ファンの期待には応えられなかった。

 なおキャバリアーズに敗れたネッツは7連敗。サンダーに敗れたピストンズの連勝は5で止まった。西地区全体2位につけているクリッパーズはペリカンズに勝ってここ6戦5勝。首位ナゲッツと同率をキープしている。

 <その他の結果>

サンダー(15勝7敗)110―93*ピストンズ(13勝8敗)

キャバリアーズ(5勝18敗)99―97*ネッツ(8勝17敗)

ウィザーズ(10勝14敗)110―107*ニックス(8勝17敗)

クリッパーズ(16勝7敗)129―126*ペリカンズ(12勝13敗)

*ティンバーウルブス(12勝12敗)103―91ロケッツ(11勝12敗)

 *はホームチーム

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