稀勢の里 非公開で稽古「頑張ります」 基本運動が中心のもよう

[ 2018年12月4日 15:55 ]

稀勢の里
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 右膝痛のため冬巡業を休場している横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が4日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で朝稽古で汗を流した。稽古再開となった3日に続いて非公開で行い、この日も土俵周りでの基本運動が中心だったもようだ。帰り際に状態を聞かれると「頑張ります」と答えた。

 九州場所の途中休場が決まった11月15日の5日目朝には、冬巡業への参加について「状態次第で出ようと思っている。稽古するにはいい環境」と話していた。この日、冬巡業への復帰時期を問われると「もうちょっと(部屋で稽古する時間が)欲しいかなという感じ」と慎重姿勢だった。

 今月2日に長崎市から始まった冬巡業は、13日の福岡県北九州市まで九州を回り、15、16日は沖縄県宜野湾市で行われる。その後、20日に埼玉県熊谷市、21日に川越市、22日に茨城県土浦市と関東で実施する。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は稀勢の里の冬巡業休場が決まった際、関東での復帰になりそうかと問われると「それくらいになるかも。まだはっきりとは分からない」と説明していた。

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2018年12月4日のニュース