バド世界王者・桃田が3年ぶり日本一「すごい自信になった」

[ 2018年12月2日 13:53 ]

バドミントン全日本総合選手権最終日 ( 2018年12月2日    駒沢体育館 )

<全日本総合バドミントン選手権・男子シングルス>桃田賢斗(撮影・小海途 良幹)
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 男子シングルスで世界ランク1位、今年の世界選手権も制した桃田賢斗(NTT東日本)が、圧倒的な強さで3年ぶりの日本一に輝いた。

 西本拳太(トナミ運輸)との決勝は第1ゲームを21―9と圧倒。第2ゲームは落としたものの、最終第3ゲームは押し切った。戴冠が決まると、両拳を握りしめ、殊勲の汗が光るコートにひざまづいた。

 「2ゲーム目を取られて消極的になったけど、もう1回強い気持ちでできた」と試合を振り返り、「いろんな方に支えられて、また優勝することができた。優勝はすごい自信になった」と語った。

 違法賭博問題による無期限停止から実戦復帰し、2年ぶりの出場だった昨年は8強敗退だった。あれから1年。「自信が違う。シャトルに対する思いの強さが違う」と言う。日本最高峰の大会は、世界を制した24歳にとっても特別。「世界で戦う時に自信になるので、このタイトルを取りたい」。有言実行で、王者がまた強さを増した。

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2018年12月2日のニュース