伊藤は9位、11位の高梨「少しずつ狂い始めている」

[ 2018年12月2日 22:41 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日、リレハンメルで個人第3戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)が119・5メートル、123・5メートルの212・0点で日本勢最高の9位に入った。平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は117・5メートル、124メートルの合計210・1点で11位だった。

 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)が2回目に最長不倒の139・5メートルを飛び、合計254・0点で今季初勝利、通算5勝目を挙げた。丸山希(明大)は25位、岩渕香里(北野建設)は29位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は30位だった。

 ▽高梨沙羅の話 どこかに集中し切れていない自分がいたのは、反省すべき点。(飛躍に意識を)向け切れなかった。いい状態で冬に臨めてはいたが、少しずつ狂い始めている。

 ▽伊藤有希の話 助走路の滑りがほんの少し良くなっただけでも、だいぶ感覚が違う。(次戦に)生かしていければ。イメージをつくっていきたい。

続きを表示

2018年12月2日のニュース