伊藤みどりさんの考えるフィギュアスケート現役選手ナンバー1は?男子はスラスラ、女子は…

[ 2018年11月21日 21:13 ]

伊藤みどりさん
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 アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりさん(49)が21日、日本テレビ「1周回って知らない話」(水曜後7・00)に出演。現在の日本フィギュアスケート界について熱く語った。

 番組では「なぜ愛知県はフィギュアスケートでスター選手を次々と輩出するのか」を徹底調査。すると「お稽古ごとに熱心な県民性」「見栄っ張りでお金を惜しまない県民性」といったことから、圧倒的にお金のかかるフィギュアでも、愛知の子供は結果を出せていると分析。しかし、それ以上に愛知をフィギュア王国へと導いたのは“伊藤みどりの功績”によるところが大きいという。

 幼少期、みどりさんは名古屋スポーツセンターの近くに住んでおり、たまたまスケートリンクに遊びに行った時に山田満知子コーチと出会う。6歳から山田コーチの指導を受け、10歳になると住み込みで練習漬けの毎日を送った。その後、みどりさんは世界で活躍するようになり、愛知のスケート熱は一気に高まっていた。

 近年、愛知では山田コーチの“グランプリ東海クラブ”、さらに“名東クラブ”“邦和スケートクラブ”といった3大スケートクラブを中心に、約45ものスケートクラブが凌ぎを削っている。みどりさんは「激戦区になってる分、切磋琢磨している。だから愛知が強いんです」と力強く言い放った。

 さらにみどりさんは、現役フィギュア選手の実力ランキングを披露。男子は1位・羽生結弦、2位・宇野昌磨、3位高橋大輔・田中刑事と名を挙げた。3位の2人は、今年度のルール変更で美しさを求められるようになったことで、世界と戦えるという判断に至った。

 一方、女子は「(世界に)誰が出ても勝てる」とハッキリとした順位が付けられない様子。そんな中でも注目していたのが紀平梨花(16)で「トリプルアクセルというものは、誰もマネできないものを持っている。持っているということは強い」と太鼓判を押していた。

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2018年11月21日のニュース