宇良 無傷の6連勝 埼玉栄高出身のホープ相手に完勝「ほっとしました」

[ 2018年11月21日 13:46 ]

大相撲九州場所11日目 ( 2018年11月21日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所11日目>琴手計(右)を押し出しで下す宇良(撮影・岡田 丈靖)
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 東三段目33枚目の宇良(26=木瀬部屋)が琴手計(ことてばかり)を押し出して、無傷の6連勝とした。

 「きょうの相手は特に(強い)。こっちが力出していかないと負ける。気が緩んだら負けると思って、思い切っていきました。きょうは負けるかな、と思っていました」

 相手は埼玉栄高校出身のホープで、初場所で序の口デビュー。順調に出世し、今場所も宇良と対戦するまで5戦負けなし。宇良も、取組前はいつになく慎重だった。

 しかし、フタを開ければ低い姿勢で圧力をかけ続ける完勝。「とりあえず、勝ててよかった。ほっとしました」。元幕内の面目を保って、肩の荷が下りたような表情だった。

 宇良は15年夏場所で序の口優勝。序二段と幕下でも本割で7勝を挙げて優勝決定戦に進んだことがある。しかし、三段目で7戦全勝したことはない。残り1番を勝てば優勝の可能性もある。「ここまで来たら、あと1番、勝てるようにしたい」と意気込んだ。

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2018年11月21日のニュース