照強 「やってきたことの積み重ね」肩すかしで自己最速勝ち越し決めた!

[ 2018年11月20日 16:32 ]

大相撲九州場所10日目 ( 2018年11月20日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所10日目>矢後は照強(左)に肩透かしで敗れる(撮影・岩崎 哲也)
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 大相撲九州場所10日目で、西十両5枚目の照強(伊勢ケ浜部屋)が自己最速で勝ち越しを決めた。前日は猫だましからの速攻相撲で大翔鵬を沈めた23歳は、この日の立ち合いもトリッキーで、右に動きながら沈み込んだ。足取りには失敗したが、相手が足を引いたことで“自陣のエリア”が広がり、逆襲に後退しながらもスペースを生かして土俵際で逆転。素早い反応で肩すかしを決め、「普段身についている土俵の感覚。やってきたことの積み重ねで今日勝った」と胸を張った。

 同じく2敗の炎鵬も勝ち、小兵2人が十両の先頭を引っ張る。残り5日間、「これで満足せず、大勝ちしたい。気持ち切らさないようにしないと。切れたらそこで負ける」ときっぱり。進撃が続けば新入幕も見えるだけに「目指すところはそこ。だけど目の前の一番に集中したい。それが結果につながる」と足元を見つめた。

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2018年11月20日のニュース