大鵬の孫・納谷、同級生に連敗「全然です」

[ 2018年11月13日 13:39 ]

大相撲九州場所3日目 ( 2018年11月13日    福岡国際センター )

<九州場所初3日目>琴手計に寄り切りで敗れた納谷(撮影・中村 達也)
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 大鵬の孫、三段目の納谷(18=大嶽部屋)は、埼玉栄高時代の同期の琴手計に寄り切られ、痛い黒星を喫した。相手の鋭い踏み込にもろ差しを許し、上体を起こされる。首投げで抵抗しようとしたが、体を密着されてそのまま寄り切られた。

 「(気持ちは)慌ててはいなかったので、いけるかなと思ったんですが、やっぱり向こうが稽古しているので」と素直に完敗を認めた。

 琴手計は高校時代、一度も勝てなかった相手で、自分よりも2場所前の昨年の九州場所でデビューしている。「もともと向こうが強かった。稽古でも分が悪かった。(体が)柔らかく力が伝わらなくて、どうしても組まれてしまう」と苦笑いしながら振り返る。

 これで琴手計には2連敗。2度目の対戦で自身の成長を感じられたか、と聞かれると「きょうは全然です。両方差されて苦し紛れの投げを打った」と自嘲気味に話し「(次は)しっかり前に出る相撲を取りたいです」と巻き返しを誓った。

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2018年11月13日のニュース