貴公俊が白星発進 守ってくれた貴乃花親方の恩忘れず…「結果残して喜んでもらいたい」

[ 2018年11月11日 15:25 ]

大相撲九州場所初日 ( 2018年11月11日    福岡国際センター )

 千賀ノ浦部屋の力士として初めて本場所を迎えた元貴乃花部屋の幕下・貴公俊(21)が、里山を下し初日を出した。立ち合いでつっかけられたものの、落ち着いて相手の動きを見て、左をねじ込みながらそのまま寄り切り。

 出番前の花道で、元貴乃花親方のことが頭をよぎったという。「負けられないと、あらためて気合が入りました」

 秋場所後に元師匠・貴乃花親方(花田光司氏)が相撲協会を退職し、旧貴乃花部屋の力士らとともに千賀ノ浦部屋に移籍した。貴公俊にとっては元貴乃花親方は、言葉で言い尽くせない大恩人。十両だった3月の春場所で、当時の付け人に支度部屋で手を出し謹慎処分を受けた。その時に進退を懸けて自分を守ってくれたのが先代師匠だった。元貴乃花親方は日馬富士の暴行事件の対応を巡り相撲協会と対立していたが、内閣府への告発を取り下げ一兵卒として出直すことを選択。すべては弟子の力士生命をつなぐための決断。元師匠の“親心”に救われ貴公俊は厳罰を免れた。

 「もう一度しっかり結果を残して(十両に復帰し)喜んでもらいたい。自分を守ってくれたのは先代なのでそれを忘れず」と自分自身に言い聞かせるように話した。

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