大嶽部屋、幕下力士が酒気帯び運転か 元大砂嵐が無免許…同部屋でまた不祥事

[ 2018年11月11日 05:30 ]

大相撲の大嶽親方
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 日本相撲協会は10日、大嶽部屋所属の幕下力士が9日未明に福岡県内で車をガードレールにぶつける物損事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで福岡県警の聴取を受けていると発表した。力士は神嶽(しんがく、24)=本名与那嶺光、兵庫県出身=と判明。同乗者やケガ人はいなかった。

 2013年九州場所初土俵の神嶽は入門前に運転免許証を取得していたという。警察や師匠の大嶽親方(元十両・大竜)に対して運転は認めたが、事故の事実は当初否定。ただその後の相撲協会による聞き取りで事故を認め、9日に再び警察の事情聴取を受けた。日本相撲協会は現役力士の運転そのものを禁止している。11日からの九州場所は師匠の判断で休場する。

 大嶽部屋では元幕内・大砂嵐が1月に長野県で道交法違反(無免許運転)をしたとして2月に略式起訴され、3月に引退勧告を受けて引退している。

 大嶽親方は、この一件以降「口を酸っぱくして」指導に努めてきたという。それだけに、またしても弟子が起こした不祥事に「言葉にならないくらいショック」と落胆。「免許を持っていることも知らなかった。知っていれば預かっていた。本当に申し訳ございません」と謝罪した。

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2018年11月11日のニュース