妙義龍 2日連続横綱との稽古で収穫…32歳も「まだ老け込まないように」

[ 2018年11月7日 16:39 ]

稀勢の里(左)を下から攻める妙義龍
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 東前頭筆頭まで番付を戻してきた実力者の妙義龍(32=境川部屋)が2日続けて横綱の胸を借りた。6日は時津風部屋への出稽古で鶴竜(33=井筒部屋)と7番取って1勝6敗。7日は出稽古に来た稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)と15番で2勝13敗だったが、最初の相撲でもろ差しからの鋭い出足で寄り切った。「自分の角度で一歩でも二歩でも押し込めた」と収穫を得た様子だ。

 関脇だった15年九州場所を最後に三役から遠ざかり、左膝の負傷などもあって十両にも落ちたが、3場所連続勝ち越しで再び横綱と対戦できる地位まで復活してきた。「上位戦は楽しみ。このドキドキ感は最近なかったから」。10月22日に32歳となったが「まだ老け込まないように、張り切っていく」と笑顔で奮闘を誓っていた。

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2018年11月7日のニュース