錦織 11日開幕ツアー・ファイナル、初戦はフェデラーと対戦

[ 2018年11月7日 05:30 ]

ツアー・ファイナル初戦でフェデラーと対戦する錦織(AP)
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 年間成績上位8人で争われる男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナル(11〜18日、ロンドン)の組み合わせが6日に決まり、シングルスで世界ランキング9位の錦織圭(28=日清食品)は同3位のロジャー・フェデラー(スイス)、同6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)、同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)と同組となった。

 2年ぶり4度目の出場となる錦織は、11日の初戦でフェデラーと対戦する。同組となった3人との対戦成績はフェデラーには2勝7敗と分が悪いがアンダーソンには5勝3敗、ティエムには3勝1敗と勝ち越している。各組上位2人が進む準決勝進出には2勝が目安となるだけに悪くない組み合わせと言えそうだ。

 錦織は昨夏に右手首を故障し、今年1月にツアー下部大会で実戦復帰。一時39位まで落ちた世界ランクだが、1桁に返り咲くなど復活を遂げた。繰り上がりでの出場となる最終戦で有終の美を飾る。

 ▽ATPツアー・ファイナル 年間獲得ポイントなどの上位8人だけが出場できるシーズン最終戦。試合は3セットマッチで、4人ずつ2グループに分かれて総当たりを行い、上位2選手が準決勝に進む。1次リーグの1勝だけでランキングポイント200点と賞金20万3000ドル(約2300万円)が得られ、無敗の優勝者は1500ポイントと271万2000ドル(約3億700万円)を手にする。錦織は14、16年に準決勝に進出も、いずれもノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れている。

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2018年11月7日のニュース