坂本花織、ジャンプ転倒で頭打った…練習続行で闘志 ザギトワに「勝ったるぞ」

[ 2018年11月1日 19:52 ]

<フィギュアGPシリーズ・ヘルシンキ大会公式練習>SPに向け練習する坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦、フィンランド大会(2日開幕)の公式練習が1日、ヘルシンキで始まり、坂本花織(18=シスメックス)、本郷理華(22=中京大)、白岩優奈(16=関大KFSC)の女子日本勢が参加した。

 坂本は本番リンクでフリーの曲をかけて滑った際に、ダブルアクセル(2回転半)―3回転トーループの連続ジャンプで転倒し、左後頭部を打った。「自分でもあんまわかってなくて、気づいたら頭打ってた」。しばらく頭を押さえながらも、練習を続行。40分間滑りきった。練習後、脳しんとうを心配した大会関係者から「数字を逆から言ってください」と質問されたそうだが、「答えられなくて…。でもただの(英語の)記憶力の問題。大丈夫です」と笑顔で語った。

 2週前のスケートアメリカで2位。今大会で上位に入れば、初のGPファイナル(12月、バンクーバー)に前進する。優勝候補の筆頭は平昌五輪金メダルのザギトワ(ロシア)。「ザギトワ選手を超す勢いでやって、ちょうどぐらいだと思う。勝ったるぞの気持ちで行きます」と元気いっぱいに話した。

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