ソフト日本代表・宇津木監督 2年後への「人材発掘」がテーマ 「ジャパンカップ」2日開幕

[ 2018年11月1日 13:37 ]

ソフトボール女子日本代表の藤田倭(右)は明るい表情で開幕前日練習に励む
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 女子ソフトボールの国際大会「2018ジャパンカップ」が2日に群馬県高崎市の高崎市城南野球場で開幕する。3連覇を狙う日本代表は1日、会場で練習。2年後の東京五輪に向けて、宇津木麗華監督は「人材を発掘しないといけない」と大会のテーマを掲げた。

 選手の台頭が特に望まれるのが投手で、絶対的エース上野由岐子の負担を軽減できるように、陣容を厚くしたいところ。準優勝した今夏の世界選手権でメンバーに入っていなかった左腕・尾崎望良(30=太陽誘電)、右腕の岡村菜々(23=日立)を招集した。上野の起用は「お客さんのためにもどこかで投げるけど」と限定的として、他の投手を育てる方針だ。

 打っても投げても主力の“二刀流”藤田倭(27=太陽誘電)は「上野さん以外の投手がどれだけ結果を出せるか。監督の信頼を得られるかだと思う」と、決意をにじませた。上野に次ぐ2番手投手。今大会での更なる飛躍を目指している。

 大会は、世界選手権優勝の米国のほかに、オーストラリア、台湾が出場する。

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2018年11月1日のニュース