記者が見た渡辺雄太の素顔 日本バスケ界背負う素晴らしき人格者

[ 2018年10月29日 05:30 ]

NBA   グリズリーズ117―96サンズ ( 2018年10月27日    テネシー州メンフィス )

サンズ戦で途中出場しNBAデビューを果たした、グリズリーズの渡辺
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 ジョージワシントン大時代、何度感心させられたか分からない。大活躍の後もまずは周囲への感謝と今後への課題を述べ、「来ていただいてありがとうございます」と記者への気遣いも忘れない。日本人離れした体格とスキルだけでなく何よりもそんな部分にひかれ、頻繁にワシントンまで足を運んだ。

 どうやったらこんなに聡明(そうめい)な若者に育つのか。謎が解けたのは卒業間際、両親に初めてお会いした時。「いつも雄太を見守ってくださってありがとうございます」と香川名物のうどんまで丁寧に差し出され「この両親ゆえに」と合点がいった。

 NBAという生涯の夢をかなえた後の電話取材でも、謙虚で聡明な受け答えは変わらなかった。人格面も含め、日本バスケットボール界を背負って立つのに、これ以上の人材はいないと確信している。 (杉浦大介通信員)

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