美帆、大会記録で3000メートル3連覇 五輪後の“燃え尽き”脱出

[ 2018年10月27日 05:30 ]

スピードスケート・全日本距離別選手権第1日 ( 2018年10月26日    長野市・エムウェーブ )

女子3000メートルで大会新の4分6秒53で3連覇を果たし、客席に向かい手を振る高木美
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 高木美は3000メートルを大会記録で3連覇し、500メートルも小平に続く2位と安定感を見せた。金銀銅の全メダルを獲得した平昌五輪後は気持ちを切り替えられず、夏場は練習量が低下した。レース前は「今の段階でどこまでいけるか不透明」と不安を口にしていたが、杞憂(きゆう)に終わった。

 既に燃え尽き症候群のような状態からは脱しており「3000メートルのラストは結構(疲労が)きていた。ここから滑り込めば、もっといけると思う」と前を向いた。

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2018年10月27日のニュース