ノヌーVSヌノー ラグビーマニア垂ぜんの対決が実現へ

[ 2018年10月24日 18:24 ]

布巻峻介(左)とノヌー
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 夢の対決が実現だ。日本ラグビー協会は24日、「ジャパンラグビーチャレンジマッチ2018」日本代表―世界選抜戦(26日、花園ラグビー場)の登録メンバーを発表し、7番での先発が決まったフランカー布巻峻介(26=パナソニック)は「(宮崎合宿が始まった)先週からいい準備ができた。チームとしてもいい仕上がりで初戦を迎えられるので、非常に楽しみ」と手応えを語った。チームは午前中に宮崎合宿を打ち上げ、午後に空路で大阪入りした。

 日本代表の今秋初戦となる今回の試合は、来年のW杯日本大会に向けて改修された花園のこけら落としとして行われる。布巻と言えば東福岡高時代は花園で行われる全国高校ラグビー大会で活躍。特に高3だった2010年度の決勝では、神奈川・桐蔭学園高と両校優勝の激闘を演じた。当時を振り返り「あまりない試合を経験できた。その中で(相手校の)松島(幸太朗、サントリー)とも一緒に代表でやってますし(今回は選外)、思い出に残っています」と懐かしんだ。

 早大時代にフランカーへ転向したが、高校ではセンターでプレー。超高校級CTBとして恐れられた当時、一部のファンからは元ニュージーランド代表で通算103キャップのCTBマア・ノヌーをもじって「ヌノー」と呼ばれた。世界選抜に選出された“本家”も12番で先発。対面ポジションではないが、直接対決が初めて実現する。布巻本人も笑いながら「勝ちたいですね」と宣言。持ち味の激しいタックルとボール奪取でヌノーの名をとどろかせる。

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