大坂 ケルバーも初戦黒星で次戦“サバイバルマッチ”に!

[ 2018年10月24日 05:30 ]

第2戦に向け調整する大坂なおみ。左はサーシャ・バイン・コーチ
Photo By 共同

 22日の1次リーグA組で、世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)は同6位のスローン・スティーブンス(25=米国)に5―7、6―4、1―6で敗れた。24日の第2戦は3連敗中アンゲリク・ケルバー(30=ドイツ)と対戦。敗れれば1次リーグ敗退の可能性もあり、年間成績上位8人が集う大舞台で早くも正念場を迎えた。

 敗戦から一夜明けて大坂は昼すぎから会場コートで練習を行った。ケルバー戦に備えて左利きのヒッティングパートナーと約1時間。笑顔は少なく、その表情には前夜の疲れをまだ残していた。

 バイン・コーチは「2時間の長い試合で、帰りも遅かった。少し疲れているのは無理もない」と気遣った。一度負けてもいかに早く切り替えられるかが、総当たり戦の1次リーグでは肝要。加えてスティーブンス戦で凡ミス46本を数えたショットの修正も必要になる。大坂は「試合中タイミングが合わなかった」と語ったが、バイン・コーチによれば会場入りしたときから「感触が良くない」と漏らしていたという。

 ケルバーもスティーブンスと同じく守備力に定評があり、ミスを繰り返していては勝てない相手。次戦で大坂が敗れベルテンスがスティーブンスに勝つと最終戦を待たずにその時点で敗退が決まる。初戦を落としたケルバーも状況は同じで生き残りを懸けたサバイバルマッチになる。

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2018年10月24日のニュース