奈紗 歴史に名を刻む!昨年33位から米で進化 コース日本人初V意欲

[ 2018年10月24日 05:30 ]

TOTOジャパンクラシック2年連続出場の畑岡
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 国内唯一の米女子ゴルフツアー公式戦で、日本ツアーを兼ねるスポニチ主催TOTOジャパンクラシック(11月2〜4日、滋賀・瀬田ゴルフコース北コース)の出場予定選手78人が23日、発表された。米ツアーからは世界ランキング15位の畑岡奈紗(19=森ビル)、同2位のアリヤ・ジュタヌガーン(22=タイ)ら実力者43人が乗り込んでくる。日本ツアーからは35人が出場。“黄金世代”の松田鈴英(20=ニトリ)ら6人が初出場となった。

 唯一、日米共催で開催されるTOTOジャパンクラシック。米ツアーを主戦場とする畑岡は、はっきりと宣言した。

 「今季中にもう一度、優勝したい。日本でプレーをするチャンスがあるので、そこで優勝できたらいいなと思っています」

 昨年に続き2度目の出場。今年は一層、今大会での優勝に懸ける思いが強い。昨季は米ツアー上位43人に与えられる出場枠に入ることすらできず、日本ツアー出場枠で初出場。しかも、33位と悔しい結果に終わった。今季は6月のアーカンソー選手権で米ツアー初優勝するなど、ここまで21試合のうち9試合でトップ10入り。「去年は予選通過やトップ30、20が目標だったが、トップ10入りもかなりできるようになってきた」と手応えを感じており、成長した姿を日本のファンに見せるつもりだ。

 前週は休養に充て、25〜28日に台湾で開催されるスウィンギングスカート台湾選手権に出場後に、帰国する予定。今大会は13年ぶりに、滋賀の瀬田ゴルフコース北コースで開催される。過去に10度開催された同コースでは、日本人優勝者は出ていない。大会の歴史に名を刻む金字塔を、畑岡が打ち立てる。

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