愛さん 浴び続けた注目…思春期の冷たい態度お許しを

[ 2018年10月24日 05:30 ]

福原愛さん引退会見 ( 2018年10月23日 )

笑顔で話をする福原さん(撮影・小海途 良幹)
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 【愛さんに聞く】

 ――家族に相談はしたのか。

 「母(千代さん)には決めた後に報告という形で話した。母からは“お疲れさまでした”というのと“リラックス”と言われた。主人(江宏傑)には自宅で毎日“練習しようかな”、“辞めようかな”と独り言のような感じで聞いてもらっていた。答えを出した時は“そうなんだ”という感じで受け止めてもらった」

 ――小さな頃から注目されて大変だったか。

 「私の周りにいる方たち、家族、親戚、そういった方たちが私のせいで行動範囲が狭くなったり、周りの方に迷惑をかけた部分が多かった」

 ――“泣き虫愛ちゃん”に声を掛けるとすれば。

 「あの時は“泣き虫愛ちゃん”と呼ばれて、泣き虫じゃないもんと思ったことが何回もあったけど、リオの時も泣いていたし、やっぱり泣き虫だったので、“泣き虫愛ちゃんだよ”と言いたい」

 ――最後に。

 「小さい頃からお世話になりました。カメラマンさんは肩からカメラが生えていると思っていたし、音声さんはおしゃれで(機器を)つけていると思っていた。縄跳び、自転車、全てメディアの方が教えてくださった。思春期の多感な時期には冷たい態度を取ったりしてしまったと思うので、お許しください」

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2018年10月24日のニュース