大迫傑が帰国　日本新記録の賞金１億円「１０％はコーチに」

帰国した大迫（撮影・西海健太郎）
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　シカゴ・マラソンで３位に入り、２時間５分５０秒の日本新記録を樹立した大迫傑（２７＝ナイキ）が１０日、成田空港に帰国した。日本実業団連合からの報奨金１億円の使い道に言及。「どういう形であれ、１０％はコーチに渡したい。あとはあまり考えていないです。自分はあまり欲しいものはないので、家族に何か買ってあげられれば」と、ピート・ジュリアン・コーチに１０００万円を贈る方針を示した。

　３０００メートル、５０００メートルでも日本記録を保持するが「これからはマラソンを中心にしっかりやりたい。トラックは難しい」と当面はマラソン１本に絞って練習を積むことを明言。「マラソンはトラックに比べて準備に時間がかかる。プロセスを含めてマラソンというイメージ。自分で作りあげていくプロセスも自分にとっては価値がある」と語った。次のレースは来年３月３日の東京マラソンになる可能性が高い。