錦木 松鳳山らと申し合い稽古 九州場所で三役以上と初対戦へ早くも緊張

[ 2018年10月6日 16:20 ]

錦木(中央)は初土俵が同じ竜電(左)、松鳳山と申し合いを行った
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 大相撲の秋巡業は6日、埼玉県さいたま市で行われ、西前頭12枚目の秋場所で10勝を挙げた錦木(28=伊勢ノ海部屋)が、2006年春場所初土俵の松鳳山(34=二所ノ関部屋)、竜電(27=高田川部屋)と申し合い稽古を行った。

 今回の巡業から3〜4人のグループに分けての申し合いを導入し、5日の栃木県足利市の興行から実施された。錦木は今年の春巡業から毎日、朝稽古で松鳳山との対戦で先陣を切ってきた。システムが変わっても同様に松鳳山との稽古からスタートしている。錦木いわく「幕下の時から(巡業の)稽古は休んでいない。3年ぐらいは毎日土俵に上がっている」。この日は9番で2勝7敗と振るわなかったものの、鍛錬を続けてきたことが秋場所での2桁勝利につながったのは間違いない。

 九州場所では自己最高位(東前頭6枚目)を更新する可能性が高く、初めて三役以上の力士との対戦が組まれる見通しだ。「ケガのないようにやれれば」と至って謙虚だが、結びの一番で取ってみたいという思いは強い。秋場所は合計21本の懸賞を獲得したが、上位戦ではたった一番でそれを上回る懸賞が懸けられることもある。そのことを投げかけると「あまり考えたくない」と早くも緊張している様子だだった。

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2018年10月6日のニュース