中田ジャパン2連勝ならず リオ4位オランダと激闘も今大会初黒星

[ 2018年9月30日 22:14 ]

女子バレーボール世界選手権第2日 1次リーグA組   日本2―3オランダ ( 2018年9月30日    横浜アリーナ )

第2セット、スパイクを決める古賀
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 バレーボール女子の世界選手権は30日、各地で1次リーグが行われ、中田久美監督率いる世界ランキング6位の日本は同8位でリオデジャネイロ五輪4位のオランダと対戦。25―27、25―16、26―28、25―19、13―15で激闘の末にフルセット負け。1次リーグ連勝発進はならなかった。

 29日の開幕戦でアルゼンチンをストレートで下した中田ジャパン。第1セットは前日の勢いそのままに序盤からリードを保ったが、終盤に追いつかれてデュースの末に25―27で落とした。

 第2セットも日本が先行する展開。黒後、古賀の若手コンビを中心に得点を重ね、25―16でこのセットを奪取。逆転を許した第1セットの流れを引きずることなく、1―1のタイに戻した。

 第3セットは一転してオランダが先行する展開。中盤に追いついてデュースに持ちこんだが、最後はオランダの高さに屈して26―28で第3セットを奪われた。

 追いつめられた日本だが、第4セットは終始優位に試合を運んで25―19で奪取。しかしフルセットで迎えた第5セットは、オランダがリオ4位の底力を発揮。平均身長で約10センチ上回る1次リーグ最大の強敵に敗れ、今大会初黒星を喫した。

 1次リーグは全6チームの総当たりで行われ、各組上位4チームが2次リーグに進出する。日本の次戦は10月1日、世界ランク26位のメキシコと対戦する。

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